シャンプーの正しい選び方!現役18年美容師が状態別で解説

悩む人
ええシャンプーに変えたはずなのに、洗った後のかゆみが酷い(´;ω;`)
ごわつきもあるし、キシキシする…

 

もし同じような悩みを抱えてるなら、注意してください!

 

今お使いのシャンプー、合ってないかもしれませんよ!

 

いくらいいシャンプーに変えたからと言っても、あなたの髪質や状態に合っていなければ全く意味がありません。

 

むしろ逆効果となってしまって、様々なトラブルの引き金になるかもしれないんですね(汗)

 

シャンプーを選ぶ際は、必ずチェックしておいてほしい事があります。

 

それを守っていただければ、トラブルは未然に防ぐ事ができますよ(^^)

 

この記事では

・髪質に合わせた最適なシャンプーの選び方

・頭皮の状態に合わせたシャンプー選びの注意点

 

について、ご紹介していきますね。

 

自分に合ってるものをしっかりと見極めて、健やかな髪を維持していきましょう。

 

運営者は歴18年以上のキャリアを誇る現役美容師。
「ソラの髪屋敷」のメインアドバイザーであり、髪の悩みを持つ女性に向けて情報発信をしている。
ヘアケア商品の知識も豊富で、状態に合わせた提案が得意。

 

自分の髪質・頭皮タイプを理解する

自分の髪質や頭皮タイプを理解することは、
シャンプー選びの第一歩です。

 

適切なシャンプーを選ぶためには、
まず自分の髪の状態や頭皮の状態を把握する必要があります。

 

ここでは、髪質や頭皮タイプの見極め方を詳しく解説します。

 

髪質の種類と特徴

髪質にはいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。

 

まず、髪の太さで分けると、「細毛」と「太毛」があります。

 

細毛は髪が細く、柔らかいので、うねりやすく、パサつきやすいです。

 

太毛は髪が太く、しっかりしているため、まとまりにくく、重たく見えることがあります。

 

次に、髪の状態で分けると、
「ストレート」「ウェーブ」「カール」があります。

 

ストレートは真っ直ぐな髪で、まとまりやすく、扱いやすいですが、ボリュームが出にくいことがあります。

 

ウェーブは少し波打った髪で、動きがありますが、
うねりやすくなることがあります。

 

カールはくるくると巻いたような髪で、
ボリュームがありますが、手入れが大変なことがあります。

 

例えば、細毛でストレートな髪質の人は、
軽いシャンプーやトリートメントを使って、
髪にボリュームを出すことが大切です。

 

太毛でカールな髪質の人は、
しっかり保湿できるシャンプーや
トリートメントを使って、
髪を柔らかくすることが大切です。

 

髪質を知ることで、自分に合ったケア方法やシャンプー選びができます。

 

自分の髪質を見つけて、髪に優しいケアをしましょう。

 

頭皮タイプの種類と特徴

頭皮タイプもいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。頭皮タイプは主に

「乾燥肌」
「普通肌」
「脂性肌」

の3つに分けられます。

 

まず、「乾燥肌」の頭皮は、水分が足りなくてカサカサしています。

 

乾燥肌の人は、かゆみやフケが出やすく、髪もパサつきやすいです。

 

このタイプの人は、保湿成分がたっぷり入ったシャンプーやトリートメントを使うことが大切です。

 

次に、「普通肌」の頭皮は、水分と油分のバランスがちょうどよく、特に問題がない状態です。

 

普通肌の人は、適度な保湿と洗浄力のあるシャンプーを選ぶことが大切です。

 

また、季節や環境の変化によって頭皮の状態が変わることがあるので、その都度ケアを見直すことが大切です。

 

最後に、「脂性肌」の頭皮は、油分が多く、ベタベタしています。

 

脂性肌の人は、ニキビやかゆみが出やすく、髪もべたつきやすいです。

 

このタイプの人は、皮脂をしっかり落とすことができるシャンプーを選ぶことが大切です。

 

ただし、洗いすぎに注意して、適度な保湿も忘れないようにしましょう。

 

髪質・頭皮タイプ別の悩みと対策

それぞれの髪質や頭皮タイプには、固有の悩みと対策があります。

 

以下では、髪質・頭皮タイプ別の悩みと対策を説明します。

質・頭皮タイプ悩み対策
細毛パサつきやすく、ボリュームが出にくい軽いシャンプー・トリートメントでボリュームと保湿を
太毛髪がまとまりにくく、重たく見えることがある保湿力のあるシャンプー・トリートメントで柔らかさとカット調整
乾燥肌かゆみやフケが出やすい保湿成分豊富なシャンプー・トリートメントと頭皮マッサージ
普通肌季節や環境の変化で頭皮状態が変わる適度な保湿と洗浄力のあるシャンプーでケア見直し
脂性肌ニキビやかゆみが出やすく、髪もべたつきやすい皮脂を落とすシャンプーで洗いすぎ注意と適度な保湿

 

シャンプーの成分の基本知識

シャンプー成分の基本知識を身につけることは、
自分に適したシャンプーを選ぶ上で重要です。

 

ここでは、シャンプー成分の種類や役割、
そして選び方のポイントを解説します。

 

主要なシャンプー成分の役割

シャンプーにはたくさんの成分が入っていますが、

ここでは主要なシャンプー成分の役割を説明します。

 

成分役割成分の詳細選ぶときのポイント
洗浄成分髪や頭皮の汚れを落とすラウリル硫酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸TEA髪質・頭皮の状態に合った洗浄力を選ぶ
保湿成分髪と頭皮に水分を与え、乾燥を防ぐグリセリン、ヒアルロン酸乾燥具合に応じて選ぶ
トリートメント成分髪のダメージを補修し、髪を滑らかにするシリコン、セラミド髪のダメージ具合に応じて選ぶ
香り成分シャンプーの使用感を良くするエッセンシャルオイル、香料敏感肌の場合は香りの強くないものを選ぶ

 

このように、シャンプーにはいろいろな成分が入っていて、それぞれが大切な役割を果たしています。

 

シャンプーを選ぶときは、自分の髪質や頭皮の状態に合った成分が入っているものを選ぶことが大切です。

 

成分別の髪への影響

シャンプーの成分は、それぞれが違う効果を持っていて、髪に様々な影響を与えます。

 

ここでは、成分別の髪への影響を説明します。

 

成分役割髪への影響注意点
洗浄成分髪や頭皮の汚れを落とす使いすぎると髪が乾燥したり、頭皮が荒れたりする髪質・頭皮の状態に合った洗浄力を選ぶ
保湿成分髪と頭皮に水分を与え、乾燥を防ぐ保湿成分が多すぎると髪がべたついたり、重くなったりする乾燥具合に応じて選ぶ
トリートメント成分髪のダメージを補修し、髪を滑らかにする使いすぎると髪が重くなったり、べたついたりする髪のダメージ具合に応じて選ぶ
香り成分シャンプーの使用感を良くする香りが強すぎると頭皮に刺激を与えることがある敏感肌の場合は香りの強くないものを選ぶ

 

このように、シャンプーの成分は、それぞれが髪に違う影響を与えます。

 

自分の髪質や頭皮の状態に合った成分が入っているシャンプーを選ぶことで、髪が健康になります。

 

シャンプーを選ぶ際は、これらの影響を考慮して、自分に合ったものを選びましょう。

 

成分表示の読み方と注意点

シャンプーのボトルには、たくさんの成分が表示されています。

 

成分表示の読み方と注意点を覚えることで、自分に合ったシャンプーを選ぶことができます。

 

成分表示は、原則として「多い順」に表示されています。

 

つまり、一番上に書かれている成分が一番多く含まれているということです。

 

例えば、「水」「ラウリル硫酸ナトリウム」の順番で表示されている場合、水が一番多く、次にラウリル硫酸ナトリウムが多いということになります。

 

成分表示を見るときの注意点は、自分がアレルギーがある成分や刺激が強い成分をチェックすることです。

 

例えば、「合成香料」や「パラベン」などは、アレルギーや刺激があることが知られている成分です。

 

敏感肌の人は、こういった成分が含まれていないシャンプーを選ぶことがおすすめです。

 

また、環境にやさしい成分を選ぶことも大切です。

 

例えば、「石油系界面活性剤」は環境に悪影響を与えることが知られているので、代わりに「植物由来の界面活性剤」が入ったシャンプーを選ぶことが良いでしょう。

 

このように、成分表示をしっかり読むことで、自分に合ったシャンプーを選ぶことができます。

 

シャンプー選びで迷ったときは、成分表示を参考にしてみましょう。

 

タイプ別!シャンプーの正しい選び方

シャンプー選びは、髪と頭皮の健康を維持するうえで大切です。

 

ここでは、髪質や頭皮タイプに合わせたシャンプーの正しい選び方を紹介します。

乾燥肌・脂性肌向けシャンプー選び

乾燥肌と脂性肌の違いを説明して、それぞれに合ったシャンプー選びの方法を伝えましょう。

 

まず、乾燥肌は、頭皮や髪が乾燥している状態です。

 

乾燥肌向けのシャンプーは、保湿成分がたくさん入っているものがおすすめです。

 

保湿成分は、水分を頭皮や髪に閉じ込めて、乾燥を防いでくれます。

 

例えば、「グリセリン」や「ヒアルロン酸」が入ったシャンプーが良いでしょう。

 

一方、脂性肌は、頭皮が油っぽくなることが特徴です。

 

脂性肌向けのシャンプーは、油分をしっかり落とすことができる洗浄成分が入っているものが良いです。

 

ただし、刺激が強すぎる成分は避けるようにしましょう。

 

例えば、「アミノ酸系洗浄成分」や「石けん素地」が入ったシャンプーがおすすめです。

 

このように、乾燥肌と脂性肌では、シャンプー選びのポイントが異なります。

 

自分の肌質に合ったシャンプーを選ぶことで、頭皮や髪の状態が良くなることが期待できます。

 

肌質を見極めて、最適なシャンプーを選んでみましょう。

 

細毛・太毛向けシャンプー選び

細毛と太毛の違いを説明して、それぞれに合ったシャンプー選びの方法を伝えましょう。

 

細毛の人は、髪の毛が細くて軽いため、ボリュームが出にくいことが悩みです。

 

細毛向けのシャンプーは、髪にボリュームを与えてくれる成分が入っているものがおすすめです。

 

例えば、「プロテイン」や「ビオチン」が含まれているシャンプーが良いでしょう。

 

また、シリコンが入っていないシャンプーを選ぶと、髪が重くならず、軽い仕上がりになります。

 

一方、太毛の人は、髪の毛が太くて重いため、まとまりにくいことが悩みです。

 

太毛向けのシャンプーは、髪の表面を滑らかにする成分が入っているものが良いです。

 

例えば、「シリコン」や「セラミド」が入ったシャンプーがおすすめです。

 

これらの成分は、髪の表面をコーティングして、髪を滑らかにし、まとまりやすくします。

 

このように、細毛と太毛では、シャンプー選びのポイントが異なります。

 

自分の髪質に合ったシャンプーを選ぶことで、髪の状態が良くなることが期待できます。

 

髪質を見極めて、最適なシャンプーを選んでみましょう。

 

カラー・パーマ後のシャンプー選び

カラーやパーマをした後の髪は、特別なケアが必要です。

 

ここでは、カラー・パーマ後のシャンプー選びについて説明しましょう。

 

カラーやパーマをすると、髪の毛にダメージが与えられることがあります。

 

そのため、カラー・パーマ後のシャンプー選びでは、髪を保護し、修復する成分が含まれているものがおすすめです。

 

例えば、「アミノ酸」や「ケラチン」、「セラミド」が入ったシャンプーが良いでしょう。

 

また、カラー後の髪は色落ちが気になることがあります。

 

色持ちを良くするためには、「低刺激」で「弱酸性」のシャンプーを選ぶことが大切です。

 

これらのシャンプーは、髪の色を長持ちさせながら、頭皮にも優しいので安心して使えます。

 

パーマ後の髪は、うねりやカールが持続するように、パーマ専用のシャンプーを使うことがおすすめです。

 

パーマ専用シャンプーには、パーマを綺麗に保ちながら、髪に潤いを与える成分が含まれています。

 

カラー・パーマ後のシャンプー選びでは、自分の髪に合ったケアができるシャンプーを選ぶことが大切です。

 

髪を傷めず、美しい状態を保つために、適切なシャンプーを使ってケアしましょう。

 

シャンプーの正しい使用方法と洗髪のコツ

シャンプーの正しい使用方法と洗髪のコツを身につけることは、
髪と頭皮の健康を守るために重要です。

 

このセクションでは、シャンプーの適切な使用方法や洗髪時の注意点を詳しく解説します。

シャンプーの量と泡立て方

シャンプーをする時に大切なのは、適切な量のシャンプーを使って、きちんと泡立てることです。

 

小学生にも分かりやすく、シャンプーの量と泡立て方について説明しましょう。

 

まず、シャンプーの量は、自分の髪の長さによって変わります。

 

短い髪の人は、500円玉くらいの大きさのシャンプーが適量です。

 

長い髪の人は、1000円玉くらいの大きさが良いでしょう。シャンプーをたくさん使いすぎると、髪や頭皮に負担がかかることがあるので、適量を守ることが大切です。

 

次に、シャンプーを泡立てる方法です。

 

まず、手のひらにシャンプーを出し、両手でよくすり合わせて泡立てます。泡がたくさんできたら、髪に広げていきましょう。

 

泡立てることで、シャンプーが髪や頭皮に行き渡りやすくなり、汚れが落ちやすくなります。

 

泡立てる時には、手のひら全体を使ってやさしくマッサージするようにしてください。

 

指先や爪でこすらないように注意しましょう。こすりすぎると、髪や頭皮にダメージを与えることがあるためです。

 

シャンプーの量と泡立て方を覚えて、髪と頭皮に優しい洗い方を心掛けましょう。

 

これで、髪も頭皮もキレイになりますよ。

 

頭皮へのマッサージ方法

頭皮へのマッサージは、髪や頭皮の健康を保つためにとても大切です。

 

ここでは、頭皮へのマッサージ方法を説明しましょう。

 

頭皮マッサージをする時には、まずシャンプーで髪を洗った後、リンスやコンディショナーをつけた状態で行うと良いです。

 

これは、髪がもつれるのを防いで、指が頭皮に滑りやすくなるためです。

 

マッサージを始める前に、手のひらや指先を使って頭皮全体を軽く押さえるようにしましょう。

 

これで、頭皮が柔らかくなり、マッサージがしやすくなります。

 

マッサージの方法は、指の腹を使って頭皮を優しく動かすことがポイントです。

 

爪を立てたり、強く押しすぎたりしないように注意しましょう。

 

頭皮に負担をかけないように、ゆっくりと円を描くようにマッサージしてください。

 

頭皮マッサージは、前から後ろ、耳の上から耳の下に向かって行います。

 

全体にマッサージを行ったら、最後に手のひらで頭皮を押さえるようにして、リラックスさせましょう。

 

このように、頭皮へのマッサージ方法を覚えて、髪と頭皮の健康を保ちましょう。

 

マッサージを続けることで、血行が良くなり、髪が丈夫で美しい状態を保てますよ。

 

トリートメントの適切な使い方

トリートメントは、髪のダメージを修復し、髪をしっとりとした状態に保つために重要なケアです。

 

ここでは、トリートメントの適切な使い方を説明します。

 

まず、トリートメントを使う前に、シャンプーで髪を洗い、リンスやコンディショナーで髪を整えましょう。

 

シャンプーで汚れが落ちた髪にトリートメントを使うことで、効果がより高まります。

 

次に、トリートメントの量を適切に取ります。

 

適量は、髪の長さや太さによって異なりますが、一般的には手のひらにちょっとした山盛り程度が目安です。

 

長い髪や太い髪の場合は、少し多めに取ることが大切です。

 

トリートメントを手に取ったら、まず手のひらでよく伸ばしましょう。

 

その後、髪の中間から毛先にかけてトリートメントを塗布します。

 

頭皮に直接塗らないように注意しましょう。

 

頭皮に塗ると、皮脂のバランスが崩れることがあるためです。

 

トリートメントを塗布したら、5分程度放置して成分を浸透させましょう。

 

その後、ぬるま湯でしっかりと洗い流します。

 

洗い残しがないように注意しましょう。

 

洗い残しがあると、髪がベタベタする原因になります。

 

このように、トリートメントの適切な使い方を覚えて、髪のダメージケアを行いましょう。

 

定期的にトリートメントを使うことで、髪が健康で美しい状態を保てますよ。

シャンプー&トリートメント選びのまとめ

これまでに説明したシャンプー&トリートメント選びのポイントをまとめます。

 

項目内容
1. 髪質・頭皮タイプを知る乾燥肌・脂性肌、細毛・太毛などを把握し、自分に合ったシャンプーを選ぶ
2. 成分表示をチェックするシャンプーの成分表示から、適切な洗浄成分、保湿成分、トリートメント成分を確認
3. カラー・パーマ後のケアカラーやパーマ後は優しい成分のシャンプーを選び、ダメージを最小限に抑える
4. 正しいシャンプーの使い方適切な量のシャンプーで、泡立て方や頭皮へのマッサージに注意しながら洗髪
5. トリートメントの使い方を覚える適切な量のトリートメントを髪の中間から毛先に塗布し、しっかり洗い流す

 

シャンプー選びのポイントを押さえて、自分に合ったシャンプーを見つけて、髪と頭皮のケアを行いましょう。

 

正しいケア方法で、髪が健康で美しい状態を保てますよ。